イギリス生活を気ままに綴るブログ

イギリスでの駐在妻生活を気ままに綴ってみたり、単なる独り言をつぶやいてみる予定のブログ。これからイギリスに住む人や住み始めたばかりの人の役に立つ情報があったりなかったりするかもしれない。。。

イギリスの硬水問題あれこれ④

子育て編

これは非常に驚いたのだが、イギリスで長男を出産した際、母乳が足りずミルクと混合で育てていたのだが、ミルクの缶をよく読むと、「軟水化装置を通した水やミネラルウォーターでは作らないように」と書かれていた。


赤ちゃんがお腹壊した困るし、と軟水のものがいいと思ってしまいそうだが、イギリスの粉ミルクは、イギリスの水に合わせてミネラル分を調整しているらしく、それ以外の水で作るとミネラルバランスが崩れてしまうそうだ。(そもそも、産まれたときから硬水飲んでればそれに順応するのでお腹壊さないと思う)


ということは逆を返せば日本から粉ミルクを持ってきても、イギリスの水で作ってはならないことになる。


妊娠中、あるいは乳児を連れて赴任してくる方など、日本のものが安心と思って粉ミルクを持参する方もいらっしゃるかと思うが、実はこういう事情もあるということを知っておいて頂けたらと思う。


イギリスの粉ミルク、別に特に問題ないと思うので安心して使ってください。
荷物になるしね。


※水問題からは逸脱するけど、イギリスはミルク育児が主流なんで、便利グッズいっぱいあります。ていうか育児グッズ全般、日本からわざわざ持って来なければいけないものなんてほとんどないと思います。ご参考まで。

イギリスの硬水問題あれこれ③

飲用編

そして気になるのが、「水道水を飲むか否か」ということ。
結論から言うと、体に害はないので、飲めないことはない。
ただ、体質によってはお腹が緩くなる。


一時期、日本でも硬水のミネラルウォーターを飲むと便秘が治って痩せる、と言われて流行ったが、要はそういうことで、元々お腹が弱い人だったら、便秘が治るを通り越してお腹を壊す。


気を付けたいのは、水道水でお腹を壊したからってミネラルウォーターを買っても、ヨーロッパのミネラルウォーターは同じく硬水だったりすることだ(エビアンとかも実は硬水)。そういうのを飲んでも多分お腹は治りません。


あと、日本でも人気の浄水器、ブリタも、多少軟水化してくれるみたいだが、やはりそれでも電気ポットにライムスケールが溜まるところを見ると完璧ではなさそうだ。


私(※何かっちゃお腹の調子を崩す胃腸虚弱体質)は今回、引っ越し中からお腹を壊し(これは多分冷えと疲れのせい)、こっちに来ても一向に治らず、一か月経ってようやく「もしや水のせいでは!?」と軟水のミネラルウォーターを飲み始めてようやくちょっと落ち着きました。
とはいえ、口に入る水全て(煮炊き用含めて)ミネラルウォーターにするとコストがかかりすぎるので、料理はブリタの水、と妥協してます。


このへんは体質次第ですね。夫も子どもも水道水で平気っぽいので。

イギリスの硬水問題あれこれ②

美容編

人間のほうも、あまり頻繁にお風呂に入ると肌荒れの原因になる。乾燥してしまうらしい。


なので、こちらの女性、水洗顔しないそうです。
基本的にふき取り式のメイク落としで拭き取ったらそのまま洗わず、化粧水もつけず(これはなぜなのか不明)クリームや美容液を付けておしまい。

なのでイギリスには保湿用化粧水というものがほとんどない。

確かに、前回滞在時に化粧水を買って使ったらものすごく乾燥して使うのを止めたのだが、今思えばあれはふき取り用トナーだったのだ。


お風呂を溜めて入るときは、いわゆる泡風呂にして、体を洗うのはせいぜい表面に浮いている泡をなすりつける程度で。さらにボディーソープでごしごし、とかはしないようにしている。


ちなみに、お風呂自体2日に1回とかにしてます。もちろん子どもたちも。そもそも乾燥して涼しい気候なので、汗もかかないし、今のところ臭くもなっていないので・・・。長男をイギリスで出産した際、ひどい肌荒れで病院行ったら「お風呂は3日に1回にすること」と指導されたので、そういうもんなのかなあ、と。

さすがに夫はアラフォー男性なんで、朝シャワー浴びてますがね。。。