イギリス生活を気ままに綴るブログ

イギリスでの駐在妻生活を気ままに綴ってみたり、単なる独り言をつぶやいてみる予定のブログ。これからイギリスに住む人や住み始めたばかりの人の役に立つ情報があったりなかったりするかもしれない。。。

日vs英 物価比較 食材編②

引き続き朝食の材料になりそうなもの(てかなり独断ですが)の比較。
(※1£=150円前後で読んでください)


パン

パンはですね・・・もうとにっかくイギリスが安いっ
ていうか、だからこそイギリスに来てから我が家は朝食をパン食に切り替えたようなもんで。


大体食パンが1袋800gで売ってます。調べたら日本の食パン約2斤分です。ってことは大体日本で売ってる食パン4袋分てことです。これがですね・・・平均1£前後、セールのときは89P(ペンスはポンドの下の単位。100P=1£)。
1/4以下・・・。


子どもが「おかわり!」って言っても「はいは~い」って笑顔でナンボでも食べさせられる。


そして超薄切り。サンドイッチ用くらいの薄さ。厚く切ってくれ!て言ってようやく8枚切りくらい。だから全然なくならない(笑)
小分けにして冷凍してます。


ただ、お味のほうはというと・・・素朴
バターとか入ってない・・・よね?という感じ。我が家は特に全粒粉のもの(いわゆる黒いパン)を買うことが多いので、余計に素朴。いい加減子供たちも嫌気が差してきたようなので、最近他のものに変えている。


変えると言って何があるかというと、イングリッシュマフィンとかベーグルとか。


こういうのは食パンより高いけど、それでもイングリッシュマフィン4個で70Pとか、ベーグルとかも、日本だと1個200円とかしたりするのが、5個1£とか・・・。まじで、前回赴任後、日本帰ってからベーグル買えなくなりましたよ私。


まあでも、パンの種類としては日本より少ないし、こだわってない感満載。
総菜パンみたいのもないし、デニッシュ系とか日本のほうがやっぱり美味しい。だって日本でフランス(あとたまーにドイツとか?)のパン屋は繁盛してても、イギリスのパン屋なんて聞いたこともないもんね。。。


まあ今回は物価比較ってことでイギリスの勝ち


サラダ菜

日本でもありますよね、「サラダ菜ミックス」とか「ミックスリーフ」とかいう名前でいろんな葉野菜が袋に入ってるパック。もちろんイギリスにもあります。そしてそういうのもこっちが安いです~。


ていうか日本のサラダ菜ミックス、ちょっとしか入ってないのに¥198とか、誰が買ってるの?と不思議で仕方なかった。(いやもちろん我が家が買えないだけであって、買う人を非難している訳ではないです)


ちなみにこっちだと、ミックスになってるのもあるが、単品でパックになっているものが多い。ルッコラ(こっちではロケット)、サラダホウレンソウ(ベビースピナッチ。生で食べれるホウレンソウ)、クレソン、などなど。
で、大体1£前後。今うちにあるロケットのパックを見たら140gだったが、日本のネットスーパーで見てみたらミックスリーフが40g160円くらいだった。


ちなみに、一番安いのがサラダホウレンソウで、枕くらいの袋が1£とかで売ってる。例倉庫でかさばるし、あまり日持ちしないので、買うのをためらうくらいの安さ。


しかも、日本みたいに気候うんぬんの理由で急に値段が上がったり中身が少なくなったり、というのをあまり見たことがない。なんでだろう。。。


ということでこれもイギリスの勝ち

日vs英 物価比較 食材編①

外国に住むとなると気になるのが物価。イギリスは物価が高いことで有名だ。


私は幸い、円高傾向のときに在英しているので、1£=130~150円くらいの感覚で生活している。1£=250円時代にイギリスに住んでいた方は本当に大変だったろうと思う。


そんな円高感覚な私の独断にはなるが、「日本とイギリスの物価比較」やりたいと思います。結局海外生活の物価感覚なんてレート次第なので、時代が変わると評価も変わるのは仕方ない。それを前提に読んでください。


ていうか1£=250円なんかだと比較する意味ないな。「全てのものが高い!以上!」になるもんね・・・。


まずは、朝ごはんに使いそうな食材から~。

牛乳

牛乳はイギリスが安い。大体スーパーのプライベートブランドだと、約2.3リットル入り1£とかなので断然安い。日本だと安くても1リットル160円くらいだと思ってるので全然違う。ほんと日本帰ったら牛乳そんなにがぶがぶ飲ませられませんよ・・・。

値段とは関係ないけど、イギリスの牛乳ってペットボトル入りでちゃんと蓋ついてるから横にも置けるし、衛生的ですごくいい。取っ手もついてて持ち運びも注ぐのも楽。なんで日本はいつまでも紙パックなんでしょ。せめて蓋で密閉できるようにしてほしい。


日本と同じく、イギリスもランクによって値段の差があるので、一概に比較するのは難しいが、Caged Egg(檻の中で飼われた鶏が産んだ卵)かFree Range Egg(放し飼いの鶏が産んだ卵)で比較したい。

Caged Eggだと、15個で1.3£くらいなので、日本よりちょっと安いくらいな感覚。Free Range Eggだと12個で1.8£と割高め。しかもOrganicやら、ブランド鶏の卵となると、さらに6個3£以上するものもあったりして、ちょっと手が出ない。

イギリス人は卵によっぽどこだわりがあるのか、Waitroseという高級スーパーには高級卵しか売っていなかったりする。しかも高級卵がばんばん売れている感じがする。

我が家はあんまりこだわりないので、お買い得卵を買ってます。
ということで卵は選びようで、引き分け

日本だと卵がセールの目玉になることが多いけど、こっちはそういうのないんだよなあ・・・。


チーズ

牛乳もそうだが、やっぱり乳製品全般イギリスのほうがレベル高い気がする。国土全体、北海道みたいな国だからでしょうかね。我が家の朝食は今のところサンドイッチなので、チーズと言ってもスライスタイプを使っている。(もちろん酒を飲むときは塊のを切って食べますが)サンドイッチ大国なので、このスライスタイプのチーズが豊富。

そしてこのスライスチーズが「ちゃんと」してる。ゴーダ、エメンタール、チェダー(大体熟成度が5段階くらいに分かれてる)と種類豊富で、日本のようなプロセスチーズを薄く伸ばしてスライス状にした感じのものではなく、ちゃんと塊のものをスライスしていると思われる。なのでそこそこ分厚い。

250gとか入って1.5£から2£。日本で同じような質の商品がないので比較が難しいが、味と価格のバランスで言うと満足感がある。

塊のチーズで言うと、普通のスーパーに対面のチーズコーナーがあってそこで切り出してくれるし、やっぱり日本で買うより安い。ていうか日本が高すぎる~配送コストとかあるんだろうけど。

あと、ピザ用のチーズなんかも安くて美味しいです。
乳製品はどれ比べても大体イギリスの勝ちかな(質も含めて)。

イギリスで”ぢ”になったら・・・

私は痔主です。
子供2人も産めば誰でも一つや二つ持ってますよね?


イギリスに来て、ずっとお腹下しっぱなし、ウィシュレットない、加えて天気も悪くて寒い、出歩けず子供と家に引きこもり、お風呂もあまり浸かると肌荒れするから回数減る。


今思えば痔の大敵である、「血行不良(冷え、運動不足)、刺激、便秘or下痢」が全部揃ってしまい、見事に再発。日本から薬を持ってきていたが、あまり効かず。
しかも、上記の環境要因があまり改善できないため、あえなく悪化。歴代最悪。産後よりひどい・・・。


立っていても座っていても歩いていても痛い。
もううつぶせで寝転んでるしかない。
夜寝ててもお尻が痛くて目が覚めるくらい。


そしてここは日本みたいに「今つらいから病院に駆け込む」ということができないイギリス。


(※)
イギリスの医療を簡単に。「GP」という診療所が各地域ごとに一つあり、まずそこを予約する(自分が登録したGPしか予約できません)。先生は総合医で、専門医の診察が必要だと判断されたら大きい病院の専門科に紹介状を書いてもらって受診できる、という仕組み。
GPの中でも自分の担当医が決まってるので、大体予約しても取れるのは2週間後とか。なので風邪とかじゃ病院行かないのが普通。


ていうかこの時点でまだGPへの登録すら完了していないので、病院の予約ができない。


ここはネットに頼るしかない、と「イギリス 痔」とかでイギリスでの治療法を検索したけど、全然情報出てこない。


イギリスではどうにもならなくて結局日本に帰国して治療した、なんて話が出てきて、「来たばっかで痔では日本帰れないんですけどぉ~!」と泣きそうになる。


ちなみに英語で痔は「Piles」て言うみたい。


色々調べて、藁にもすがる思いで注文したのが「Anusol」というシリーズの座薬。



もう、これのためにAmazonプライム会員に入会しましたよ。。。
イギリスの宅配サービスの質に期待してなかったけど、お急ぎ便にしたらちゃんとその日の夕方に来た!神様仏様Amazon様~!


これ、私には結構効きました!市販薬なのに日本でもらった処方薬より効果あった。
調べてると、アメリカには痔に効くサプリメントなんかもあるようで。怖いから試さなかったけど。


そして、ウォシュレットがないので、トイレに流せるウェットティッシュがないかと探してみて「Boots」で発見したのがコレ。



一応、子ども用のおしりふきだそうです。(赤ちゃん用では見つけられなかった)
とりあえず今のところトイレ詰まったりはしていません。


これらのお蔭でどうにかこうにか快方に向かいました。


あと、効果あるのかわからないけど、痔予防には大豆のレシチンが粘膜を強化してくれていいと聞いたので、あわててスーパーで豆乳(イギリスのスーパーどこでも手に入る)買ってきてがぶがぶ飲んでます。


日本では毎日納豆、豆腐、味噌、豆乳とものすごく大豆製品を摂ってたので、それがぱったりなくなったのも良くなかったのかな。


とりあえず、ものすごくつらいのに情報がなくて精神的にもつらかったので、恥をしのんで(ってもうアラフォー子持ちで別にそんなに恥ずかしくもないけど)情報を展開しました。


環境要因考えると、私のように引っ越してきたばかりで痔になっちゃう人、結構いるんじゃないかと思います。


苦しんでいる人のお役に立ちますように。