借金してでも旅に出ろ 旅行記まとめ②
妊婦だけどまだまだ行くぞ
年明けはオランダで両親と落ち合って旅行するはずだったが、残念ながらキャンセルし、妊婦生活に突入。とりあえず行きたいところは行ったから悔いなーし。
欧米の妊婦さんは、あんまり行動制限されない(それこそ体重制限とかもない)ので、安定期に入ったら旅行もどーぞ、という感じ。「じゃあ、ちょっと行ってみるか」と調子に乗ってまたパリ(近場だから)。
前回行けなかったルーブル美術館を廻るも、なんと途中で出血・・・同時に貧血も起こしてルーブルの玄関先で横にならせてもらう。私、イギリスに無事に帰れるのか・・・!?ここで早産とかになったらどうしよう・・・と生きた心地がしなかった。(結果どうにか無事に帰れた。
やめればいいのに、イースター休暇にはポルトガルのポルトへ。レンタカーを借りて基本的に車移動(私は助手席をほぼフラットシートにしてゴロ寝状態)。ポルトガルもご飯が美味しい。
そしてポルトはなんといってもポートワインの産地(but)私、妊婦(=)生殺し。つらかった・・・。でもスイーツが美味しくて(さすがカステラ発祥の国)、酒の恨みを甘味で晴らしたのだった。(ちなみに私、辛党×甘党)
5月は(イギリス国内だけど)車で湖水地方へ。気候もいいし、景色も最高だったのだが、山の中はいかんせん道が悪く、車の振動半端ない。すでに7ヶ月の妊婦には結構きつかった。。。
ていうか今思い返せば、遊びすぎだ。二人目を妊娠してわかったが、私は妊娠するとマイナートラブル続出な体質で、アクティブ妊婦にはなれない人種のようだ。結果オーライだったけど、人にはあんまりおススメできない。
さすがにこれで年貢を納め、夏休みはボーナスをつぎこんで家の近くのマナーハウスに泊まって最後の夫婦二人旅となった。
赤子を連れてラストスパート
8月に長男を出産。さすがに最初の数か月は自粛、というか精神的にも体力的にも旅行に行く自信なぞなかった。しかし、年末になると息子の首もしっかり座り、そろそろどこか行けるんじゃないかと目論み始め、直前に「マルタ島で年越ししよう!」となった。
マルタ島はイギリスから直行便も飛んでいるし英語もよく通じる。何より、美味しいマグロが食べれるとのこと・・・。前評判通り、魚介がとても美味しく、イタリア料理の影響を受けた料理はどこの店に入っても外すことなく大満足だった。(やっぱり残っているのは食べ物の記憶だなあ)
そして帰国も迫った2月には、夫の希望でウイスキーの産地、アイラ島へ。スコットランドの小さな島で、ウイスキー蒸留所が数か所点在するのみ。やることと言ったら蒸留所見学くらい。私、授乳中なんでまたほとんど飲めない~けどまあ私はウイスキーはそこまで飲まないので、ここはよしとする。
アイラウイスキー最大手の「ボウモア」が経営するコテージ(ボウモア12年が一本ついてくる)に宿泊したり、牡蠣の養殖所に行って、水槽から取ったばかりの牡蠣をおっちゃんがその場で開けて「ホイ!」と渡してくれたのをちゅるっと食べたのは感動的に美味だった。
せっかくスコットランドまで行ったんだから、とそのままエジンバラへ。私は正直そこまで興味なかったのだが(どうせイギリスの街なんかどこも似たり寄ったりでしょ、とナメてた)、ところがどっこい、なんと美しい街!自分的に、イギリスで一番美しい街かもしれない。
なんというか、イギリスのちょっと田舎くさくてかわいい、みたいな感じではなくて、むしろ洗練された大人の町、という感じ。ま、ご飯はね。。。イギリスだけどね。でも私、意外にハギス(内臓系ソーセージ)好きかも。
そして最後の最後のダメ押しで2回目のベルギーへ。今度の目的はブルージュでチョコレートを食べること。夫も辛党かつ甘党でして、チョコレートが大好きなんですよ・・・。
私も日本で食べるベルギーチョコは高価な割にそこまで?と思っていたのだが、ヨーロッパに来てからチョコにはまって(気分の問題かな。日本よりお手頃価格だからかな・・・)しこたまチョコレート買い込んで旅を締めくくった。
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